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2007年 07月 22日
昨日、「虫送り」という伝統行事が行われました。
ここは横浜。ニュータウンと呼ばれる場所。 だからでしょうか、そういう行事が見直され復活したりしています。 「虫送り」はそのひとつ。みんなで松明を持って、練り歩くもの。 これは、夏の作物につく虫を火であぶって取り除くために行われたものだったそうです。 はじめてそれを目にしたとき、昔の人の自然との共存の仕方に感動を覚えたものでした。 今年はマンションの自治会長のため、町内主催のその行事に寄付金を持っていきました。 集会所が集合場所 子どもたちの声。長老の姿。 老若男女が集まる姿になんだか泣けて。 子どもころ参加した町内の行事やお祭り。 大人の人に守られていたこと… それを強烈に感じたんですね。 どんなにたくさんの愛を受けていたのか、 ひしひしと実感させてもらったのです。 集合場所に寄付を届けると、夫は「今日は、ずっとついて歩くよ!!」とのこと。 まつり好きの血が騒ぎ「わ~い、わ~い」と飛び跳ねた大人は私だけ? お神酒やおむずびまでいただいて、えもいえぬ喜びしみじみと。 そして、いろいろな郷愁がわき、ただただ溢れる感謝と涙。 祭りの力は偉大ですね。祭りは祀り。神を祀るものですものね。 出発は近くの神社。 まずは氏神様の前で、お獅子の舞い。 その後、みんなでお社の周りを3周廻り出発。 夫とその列に参加し、ひとり感動した次第。 「3周廻ってワンと言え」という言葉。 3周には意味があるのかも。とは妻の弁。 神社から出る時に、 木々の合間から差し込んだ夕日の光 それが全てを物語り…ありがとう そして、お囃子とともに練り歩く子どもたち。 子ども会やら親御さんやらもつきそって。 そこに、ただ着いて歩くこの二人って^^ 途中の休憩地点ではアイスまでいただいて。 そこで、夫はお腹が痛くなったとひとまず帰宅。 私は、ひとりその場でぼ~っとひとり。 そして、しみじみ思ったのです。 いろいろな年齢の人、いろいろな性格の人集まって。 そこに感じた調和。それはなんとも言えないもので。 いろいろな色があってこそ調和。それを実感させてもらえた瞬間でした。 新旧入り混じっているこの土地に住まわせてもらえていること、 そして今年自治会長という役を夫がさせてもらえたこと、改めて感謝がわきました。 休憩も終わり、クライマックス。 松明に火を点し子どもたちが練り歩く光景。 そこに何度見ても感動覚えるのは、 「火」の力と「子ども」の持つ純粋なエネルギーの賜物かもしれません。 夕暮れのお囃子の音色。 それは、きっと日本でしか味わえない色合いの音。 そんな感覚を覚えながら、ひとりでその列につきそい続け、気がつけば3時間つきっきり。 最後は公園に到着。 松明の火を集め、その回りをお獅子とひょっとこの舞。 戻ってきた夫と、その火を眺め。 今年も夫と眺められることにありがとう。
by machikopao
| 2007-07-22 15:45
| 光の景色
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